STEM教育とSTEAM教育について
現在日本ではSTEM教育にArt(芸術)を加えたSTEAM教育に注力し始めています。
STEAM教育とは
・S:科学(Science)
・T:技術(Technology)
・E:工学・ものづくり(Engineering)
・A:芸術(Art)
・M:数学(Mathematics)
を組み合わせた造語でして、文科省主動でAI時代に対応できる人材育成を目標として教育改革を進めています。
ではこのSTEAM教育を導入するメリットはどのようなことがあるのでしょうか。
以下が考えられるメリットになります。
<STEAM教育導入のメリット>
1.論理的思考力が身につく
科学をはじめとするSTEAM教育は、ICT教材の活用により今まで以上に興味や関心を高めることが出来るようになりました。
小さいころから画像や動画を見ながら学習することでよりイメージが広がりやすくなり、ひとつひとつの学習への理解力が向上すると同時に、論理的思考力も身につけやすくなります。
2.問題解決能力が身につく
ICT教材を用いたSTEAM教育では生徒(学生)に主体的な学習をさせる事が出来る事も大きな特徴の一つと言えるでしょう。生徒自らが疑問点や問題点を見つけだし、それを解決するために繰り返し勉強する事ができます。
必ずしも成功ばかりすることはありませんが、失敗したときは自信でどこが失敗したのか、それを成功させるにはどうすればいいのかという問題解決能力を養う事ができます。
3.生徒(学生)の将来に大きく役立つ
STEAM教育は様々な分野(科学、技術、工学、芸術、数学等)の能力を養えるため、いずれもっと専門的に学びたいと思った時に、希望する分野への進学や就職に役立つ可能性が高くなります。
ここで習得した知識や経験を基に他の分野に進み新しい道を切り開く可能性もあります。また理数系への苦手意識を克服することでITリテラシーを高められることも大きなメリットになるでしょう。