小学校のSTEM教育①

日本でも取り組みが強化されてきているSTEM教育ですが、現場では実際どのような取り組みがされているのかを紹介していきたいと思います。
日本の小学校で行われているSTEM教育についての実践例などを紹介します。
小学校1,2年生では主にロボットプログラミングを通じた学習が行われています。ロボットプログラミングとはロボットを活用したプログラミングのことです。これは小学生がプログラムを組むわけではなく、すでにロボットによってプログラムが組まれたアプリやツールを使った学習が行われます。1,2年生でもわかりやすく学習に取り組みできるようになっており、例えばブロックを使って車や動物を作ることができたりします。
実際に小学校で行われている実践例を紹介します

【1年生】

スフィロ社の「ロボットollie」を使った体育の授業があります。
体育館で自走2輪ロボットollieと生徒が一緒にシャトルランをします。目的は速く走らせるだけではなく、うまくターンをするために減速するタイミングなどを考えながらollieを走らせ、児童と競争しています。

【2年生】

2年生ではビジュアルプログラミング教材「Scratch」を利用した実践例が多くあります。
Scratchを利用した国語の授業や音楽の授業があり、例えば国語の授業であれば文の中での主語・述語の使い方を学ぶことを通して、助詞の役割に気付くような実践が行われ、音楽の授業であればリズムカードを使いながらScratchを活用し、タブレットで音を出しリズムを確認しながら音楽を作っていきます。

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